私は埼玉県から東京の大学へ通っており、埼京線を毎日10年近く乗り続けました。
昨日、朝の通学時に96分の遅延、その日の帰りには乗っていた電車が人身事故を起こして運転見合わせという最悪な1日がありました。流石にこの日はめちゃくちゃムカつきました…笑
「なぜこんなにも埼京線は遅れるのか!?」
怒りと疑問を胸に、今回はその原因を本気で調べてみました。
✅ 埼京線がここまで遅れる5つの理由
① 路線の構造的な問題(←ここを深掘り!)
埼京線が遅れる根本的な理由のひとつが、路線そのものの構造にある欠陥です。
具体的には次の3つの要素が大きく関係しています。
🚦1)湘南新宿ラインとの線路共有
- 池袋~新宿~大崎間では、埼京線と湘南新宿ラインが同じ線路を使っている。
- 湘南新宿ラインは遠方からの長距離列車が多く、1本の遅れが全体に波及しやすい。
- 埼京線はその隙間を縫って走るため、湘南新宿ラインが遅れるとすぐ詰まる。
埼京線を建設したときの設計が欠陥だね。何を四天王!?
🚋2)車両編成がこれ以上増やせない
- 埼京線は最大10両編成まで。
- その理由は、板橋・十条などの駅ホームが10両でギリギリなため。
- つまり、通勤ラッシュの混雑緩和のために増結したくても、物理的にできない。

これじゃあホーム伸ばせないよね。しゃーなし
🚧3)渡り線・折り返し設備が不足
- トラブル時に電車を逃がしたり折り返したりできる設備が乏しい。
- 特に赤羽〜池袋あたりは逃げ場がなく、1本止まると後続全部が詰まる構造になっている。

(JR東日本公式アプリ)
② 通勤ラッシュによる超過密ダイヤ
- 朝夕のラッシュ時は3分間隔で列車が走行するため、1本が30秒でも遅れると後続にすぐ影響。
- 駆け込み乗車やドアの開閉トラブルも、毎日どこかで発生。
- 体感的には「遅れない日が珍しい」と言えるほど。通勤時間帯で時刻通りに東京へ行けるのは月1。(これ、マジです。)
③ トラブルの頻発(体調不良・非常停止ボタン)
- 車内トラブル(体調不良)や線路内立ち入り、ホームの転落など、日常的に発生。
- 特に赤羽〜新宿間は人が多く、非常停止ボタンがよく押される。
- 一度止まると、その影響が数時間残ることも。

④ 輸送力が限界に近い
- 埼京線の混雑率は160%にもなる。160%!?!?そりゃあ通勤が苦しいわけだ…。
- 余裕(バッファ)のないダイヤ構成で、1本の遅れが雪崩式に広がりやすい。
- 川越線方面への直通運転もあり、郊外の遅れが都心まで波及します。
🔚 まとめ:遅れるべくして遅れる埼京線…
埼京線が遅れるのは「人が多いから」だけではなく、
根本的なインフラの構造的な限界と、運用上の厳しさが絡み合った結果です。
毎日使っている身としては本当に勘弁してほしいですが、
「じゃあどうすれば改善するのか?」というのも簡単にはいかないのが現実…。
それでもこの記事が、少しでも「なぜこんなに遅れるのか?」の理解に役立てばうれしいです!
📝あとがき:文句も言うけど、やっぱり埼京線が好き!
ここまでさんざん文句を言ってきたけど、埼京線にもいいところはたくさんあります!
なんといっても、
- 大宮〜池袋〜新宿〜渋谷〜恵比寿まで一本で行けるというこの神アクセス!
- 電車に乗ってると、すぐ横を東北新幹線・上越新幹線などがガンガン走っていく!
- 鉄道ファンにとってはたまらない、まさに「新幹線が並走する日常」です(笑)

たしかに遅れることも多いし、毎朝ため息が出るけど、
それでも埼玉県民の大動脈・埼京線がなかったら通学も通勤も成り立たないのは事実!
これからも、どうか安全運転で!
よろしくね、埼京線!!(≧∇≦)b
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