10年経っても全く色褪せない大作――Rainbow Six Siegeの魅力

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2025年。今や多くのFPSゲームが世代交代やサービス終了を迎える中で、『Rainbow Six Siege』(レインボーシックス シージ)は、発売から10周年を迎えてもなお、現役で進化を続けています。

eスポーツシーンでも存在感を放ち、世界中のプレイヤーたちが戦略を磨き続けているこのゲームが、なぜこれほどまでに支持され続けるのか。その理由を、プレイヤーとしての視点から紐解いていきます。

戦術の奥深さと常に変化し続けるメタ

シージの最大の特徴は、単なる撃ち合いではない、“戦術ベースの攻防”にあります。破壊可能な壁や天井、ドローンを使った情報戦、チーム内での役割分担。どんなランク帯でも、「連携」や「読み合い」が勝敗を左右するというのは、今も昔も変わりません。

しかし、驚くべきはその「変わらなさ」ではなく、“変わり続けている”という点です。

10年前に強かった戦術が、今は通用しない。逆に、今になって評価され始めたオペレーターもいる。これは、定期的なアップデートで新しいオペレーターやマップ、ガジェットが追加され、プレイヤーの創意工夫によって常に新しい戦術が生み出されているからです。

たとえば、あるシーズンで登場した「ソリス」という情報妨害型のオペレーターが追加されたことで、攻撃側はドローンの使い方を再考せざるを得なくなり、メタ全体が変動しました。

このように、「いつまで経っても新しい戦術が生まれるゲーム」として、シージは稀有な存在です。

🎯 シージ最大の魅力は「戦術の深さ」と「自由すぎるマップ工事」!

『レインボーシックス シージ』には、驚くほど多くのオペレーターが登場します。
その数、なんと 攻撃専用オペレーターと防衛専用オペレーターがそれぞれ38人ずつ
合計76人もの個性豊かなキャラクターが存在し、それぞれが固有のガジェットと役割を持っています。

この時点で、無限とも言える戦術の組み合わせが生まれるのは想像に難くありません。

攻撃側「のみ」でこれだけ居る。これに防衛側まで居るから相当キャラが多い。Valorantと比較するとわかりやすいだろう。

🛠️ 自分たちで「マップを改造」するという新常識

シージの魅力は、オペレーターだけではありません。
「工事」と呼ばれる要素――これは、壁を壊したり、新たに補強したり、床や天井を破壊したりしてマップを“自分たちの形に変える”というもので、他のFPSにはまず存在しない特徴です。

たとえば、防衛側オペレーターの Mira(ミラ) は、「ブラックミラー」と呼ばれる 片側からしか見えない窓 を設置できます。
この窓を正面から見ると、攻撃側はほぼ一方的に撃たれてしまい、とても突破は困難です。


🔼「つき下げ」と 🔽「つき上げ」でミラ窓を無効化?

しかし、それに対抗する方法もあります。
たとえば、ミラ窓の裏側のフロア(=上階)の床を破壊することで、窓裏に潜んでいる防衛側を上から攻撃できます。
これをシージでは「つき下げ」と呼びます。

逆に、防衛側が下の階から 天井を破壊して、攻撃側の設置を妨害するような行動は「つき上げ」と呼ばれます。

このように、上下からの攻撃や守りを巡る駆け引きがシージ最大の魅力のひとつです。

上の階の床を壊すと当然、下が丸見えになる。シージはサイトだけでなくサイトの上の階を守ることも重要。

🔁 完璧な戦術は存在しない。だから面白い!

シージでは、どんな強い作戦にも 必ず「弱点」 があります。
その弱点を補うために別のオペレーターや戦術を使う。
しかし、それに対抗するためにさらに別のアプローチが編み出される……。

まさに“戦術のいたちごっこ”

  • 壊されたくないから補強する
  • 補強されたからブリーチャーで破る
  • ブリーチャー対策でバンディットやカイドを入れる
  • それを壊すためにサッチャーやIQを使う

…というように、試合ごとに戦術が進化し続けるのがシージというゲームです。


🧠 VALORANTとの違いは?唯一無二の立体戦

最近人気のFPS『VALORANT』との最大の違いは、マップの構造とプレイの自由度です。

VALORANTでは、基本的に 「床や壁は壊せません」 が、
シージでは“マップそのものが武器”になります

上からのつき下げ、下からのつき上げ、壁の工事、ラペリングによる奇襲など――
上下・左右・立体すべてが戦術になるのです。


✅ まとめ:シージは戦術 × 工事 × 破壊の知的FPS!

  • 96人のオペレーターによる膨大な組み合わせ
  • 壁を壊し、床を抜き、天井から爆破する「工事システム」
  • 上下方向の駆け引きを可能にする “つき下げ” “つき上げ”
  • 1つの正解がない「終わらない戦術の進化」

10周年を迎え、ついに基本プレイ無料化!

そして2025年、この記念すべき年に、『Rainbow Six Siege』は基本プレイ無料(Free to Play)となりました。

これまで「興味はあるけど敷居が高そう」と感じていた人も、今では手軽に始められる環境が整っています。無料化されたとはいえ、課金による有利性はなく、純粋な戦略と実力がものを言うバランスの良さは健在。

新規プレイヤーの参入により、ゲームはさらに活性化し、ベテランプレイヤーも新たな戦術に対応する必要がある――つまり、全員が常に「今この瞬間」のベストを追い続ける環境ができあがっているのです。

なぜシージは色褪せないのか?

単純に言えば、シージは「同じ展開が二度と起こらないゲーム」です。

5対5の攻防戦。プレイヤーの選択、破壊のタイミング、情報の使い方……ほんの少しのズレが試合を左右します。これはスピーディーなFPSとは違い、「戦術」「心理戦」「緊張感」が三位一体となった、まさにリアル戦術シミュレーションと呼ぶべきジャンル。

さらに、eスポーツ大会も継続的に開催されており、世界トップレベルのプレイを見ることで、「自分もあんな風に動いてみたい」と学べる場も豊富です。

こうした要素が相まって、10年経ってもまったく古びることがないのです。

今からでも遅くない。あなたも戦術の世界へ

シージは今、過去最高に入りやすい環境になっています。無料で始められ、学びながら上達し、そして味方と戦術を練る楽しさを味わえる。これこそ、シージが長く愛されている理由でしょう。

FPS初心者の方でも、情報戦が得意な人やチームプレイが好きな人であれば、きっと夢中になれるはずです。

ぜひこの10周年という節目のタイミングで、「新しい戦術を生み出すプレイヤー」としての一歩を踏み出してみてください。

まとめ

  • 『Rainbow Six Siege』は10周年を迎えてもなお進化を続ける名作FPS
  • 新戦術が常に登場し、戦い方は無限大
  • 2025年からは基本プレイ無料に!
  • 今から始めても十分に楽しめる、戦術系シューターの最高峰

あなたの一歩が、チームに勝利をもたらす。

さあ、戦術の扉を開けよう。

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